虫歯菌のこと。(お子様に対して)
皆様、お暑い中いつもミシマ歯科医院をご利用くださいましてありがとうございます。
お盆休みも終盤ですが、コロナ禍の今、皆様どうお過ごしでしょうか。毎日本当に暑いですね^^;(かき氷食べたい。。)
さて、今回はお子様の虫歯菌について。
虫歯菌で1番悪さを起こすのは『ストレプトコッカス ミュータンス菌』です。生まれたばかりの赤ちゃんにはこのストレプトコッカス ミュータンス菌は存在しません。
ではどうやって、感染してしまうのか。どうしたら予防できるのか。今回はそんなお話。
感染経路は大体がご両親(大人)からです。
口移しで大人が咀嚼した食べ物を与える。コップやスプーンやフォーク等の食器類を共有する。熱い食べ物をフーフーして冷ましてから与える。
要は大人の『唾液』から感染するということです。咀嚼したものや食器類に唾液が混ざっている、フーフーした時に唾液が食材に飛沫していたりすると感染する可能性が高くなります。
予防法としては、それらを控えることは当たり前ですが、ダラダラ食べをさせないことも重要です。
お口の中は普段は中性ですが、食材と唾液が混ざると虫歯菌が好む酸性(歯が柔らかくなる)になります。時間が経てばまた中性にもどりますが、ダラダラと時間をかけてモグモグしているとずーっと酸性の時間が続くのでそれらを少し控えさせてあげることで、虫歯菌の好む時間を短く防ぐことができます。歯磨きのタイミングは色々と諸説ありますが、お口の中が中性に戻る食後30分経ったくらい(酸性から中性へと、歯の硬さを取り戻す時間)に歯磨きをしてあげるというのもポイントです^^
虫歯菌に1番罹患しやすい年齢はおよそ1歳半ばから2歳半ばなので、乳歯が生えてくるその時期に適切な知識を持って、歯磨きするというのもとっても大切。
赤ちゃんは歯磨きを嫌がるので、それでもお母さんお父さんは大切なお子様の為にしっかりと虫歯にならないように頑張って磨いてあげましょうね!
大変な時期ですがコロナで様々な感染予防が皆様できていると思いますので、大切な家族を守る為の適切な虫歯予防もきっと難なくできると信じています^^
コロナも虫歯菌もやっつけよう!
前向きに前向きに♪
ではまた。